- 佐藤杏奈 Sato Anna
教えること
最終更新: 2020年4月26日
毎日色々考えてて落差すごいですが自分のために書き記しておきます。
学校の休校から1週間が経ちました。
最初の頃は張り切っていたけれど、モチベーションを保つのは本当に難しいですね。
結局この自粛期間を終えた時に自分はどうなっていたいかなと考えるとやっぱり演奏していたいし、生徒に音楽を教えたい気持ちは変わりません。
こうして考える時間が多い今でもそう思うということは、心から本当にやりたいことに向き合えていたんだなあ、幸せ者だなあと思いました。
片や生徒はどうなんだろう。
部活のことどう思ってるんだろう。
部活が出来なかったら、他に自分の好きなことやるのかな。
組織の中にいるから出来る人もいれば
自分でコツコツ出来る人もいる
レッスンもそうで、本当に生徒自ら受けたいのかな。とか。
先生だけの意思になってないかなってふと思ったりします。
なんとか生徒と連絡を取り合い、みんなが音楽から、楽器から気持ちが離れていかないように…と思って毎日発信を続けていますが、この考えって生徒にとって必要?と思ってしまったり。部活に求めすぎなのかなあ?(笑)
発信し続けることも、私がやりたいからやってるんだけど、それが私だけの意思になったら違うよなあ。とか。うま〜く生徒の成長に繋がっていけば嬉しいとは思う。
でも多分何がそんなにモヤモヤしてるかって、例え部活の中でも音楽は型にはめてやるものではないなと思うんです。もっと自由に、もっとその人らしく、美しさを磨いていけばいくほど輝いていく、芸術だと思います。もちろん和声や、ルールもたくさんあるんだけどね。理解した上で。
吹奏楽大好きだし、部活大好き人間だからこそ、楽器を手にした中高生の子どもたちがそうやってもっと自由に伸び伸びと音楽したい人たちの集まりに変わっていくといいなあ。なんて思っています。
「最高のコーチは教えない」っていう本を読んだけど、私がその神さまみたいな領域まで行けるには多分あと10年くらいかかるのかも…(笑)
